2010年02月22日

農薬管理指導士

今日は、静岡のお町での研修会を聴講です。
H.17年に受講して、静岡県農薬管理指導士第3号の修了証を戴いているのですが、5年以内に再受講しなさいとのことですので、行って参りました。

10:00〜16:00まで、昼休みを挟んでみっちり座学です。
農薬の適正使用、危害防止、毒劇物の管理、IPMと、幅広い研修内容をかけ足で聞いてきました。
農薬の販売に関わるものとして、農家さんにより安全に農薬を使っていただきたいと
「農薬安全コンサルタント」、「緑の安全管理士」、「JGAP指導員」の講習と併せて
何度も何度も、危害防止・安全使用を叩き込まれてきました。
そこで改めて、今日思った事。

農薬に求められる安全
1)農作物に対する安全
2)農薬使用者に対する安全
3)消費者に対する安全
4)環境に対する安全

1)農作物に対する安全とは、
農薬散布によって作物が枯れたり、痛んだりしないと言うもの。
メーカーによる開発努力や、農薬取締法によって安全は担保されてます。
まあ、農薬をまいてトマトが枯れるような薬害(医薬品でいう副作用)があるのなら、その農薬は売れませんので自然淘汰されますね。

2)は後述します。

3)消費者に対する安全は、一般の方には一番気になるところです。
農薬は農薬取締法により、それを使うことのできる"農作物""使用濃度・使用量""使用時期(収穫の何日前まで使っていいのか)"など、俗に言う"残留農薬"に対応して厳しく定められています。その為に多くの毒性試験や幾度もの薬効試験に何年もの年月が掛けられ、その結果を審議され国より登録を取得して初めて販売されます。この時に、薬剤の主成分のみならず助剤などの毒性も吟味されており、「定められた通りに使用されていれば、その農薬を使った複数種の農作物を一生涯、毎日食べても人に危害を及ぼさない量」しか残留しません。
詭弁をいえば、毎日同じものだけを食べ続ければ農薬による害で無く、偏食による害で身体を壊すでしょう。
長々と書きましたが、要は作物に対する安全は"農薬取締法"で担保されているわけです。
その法律が信用ならないと言われてしまえば返す言葉はありませんが…
ただ少なくとも、今考えられる最高の知識で消費者に対する安全を図ろうとしているのは確かです。
一昔前に登録された農薬で、毒性試験の再提出を求められて再登録されているものもあります。

4)環境に対する安全も、最近は注目されています。
水質汚濁性農薬に指定してむやみに使わないようにしたり、
まだ法律には書かれていませんが、塗布剤やかん注剤を推奨されたりしています。
もちろん農薬登録される際には、環境に放出された農薬の移動や分解がどのように推移するか検討されていますし、分解の遅い化学物質は農薬として認められません。
以前は、環境保全よりも食糧増産や健康維持が格段に強く求められていましたので、環境汚染に繋がる薬剤が使われた事がありましたが、現在は、登録が抹消されています。

さて、後回しにしました、2)の農薬使用者に対する安全です。
農薬を散布する時には、
「農薬散布用マスクをつけましょう。」
「合羽(防除着)を着ましょう。」
「保護メガネ(ゴーグル)をつけましょう。」
「薬の染みない手袋・長靴を着用しましょう。」
と、行政・メーカー・流通業者(JAも含む)は言い続けています。
前述の、消費者に対する安全や環境に対する安全と比べて、使用者に対する危険度は何百倍にもなるからです。農薬の原液を扱い、散布中に散布液を大量に浴びる危険性もあります。
発がん性や催奇形性がある化学物質は農薬として登録されませんが、大量に吸引すれば命に関わります。(だから、「危険」と終わらせてはNGです。醤油だってコップ1杯飲めば命に関わります)
ですので、より危険を減らすためにマスクなどの安全具を使うわけです。
以前は、安全具の使用をお願いしてもなかなか使っていただけない方がいらっしゃいましたが、最近はだんだん状況が変わってきました。でも、まだまだです。


今日、自分が何を言いたいのか判らなくなってきました。 =酔っ払い
この話の続きはまたにします。




と、いうわけで
今夜の肴です。
potato.jpg 男爵をジャガバタで、白ワインです。
「よけい太るから」と、分け前は1個だけでした。もうやだ〜(悲しい顔)




が、1個でも充分満足でした。
posted by Joe夢 at 22:20| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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