2010年04月15日

低温で野菜価格高騰

低温害による農作物の生育不良で、野菜の価格が高騰していると新聞・TVなどで報じられております。
市場でのキャベツはくさいの価格が前年の2倍位の高値になっているそうです。
低温対策について農林水産省生産局生産流通振興課より各都道府県に対し通知されています。

以下は、農林水産省生産局技術普及課発行の「e-普及だより 低温対策緊急号」からコピーです。

  ※※※ 以下 引用 ※※※


 気象庁の発表によると、4月14日からの1週間、気温が平年値よりかなり低い確率が高いとの予報が出ています。またすでに一部の地域では果樹や茶の低温障害による被害や野菜の生育遅延などが認められ、今後も生育への影響が心配されています。このため、地方農政局等を通じて、各都道府県(沖縄県を除く)に対し、凍霜害の予防または凍霜害発生後の被害軽減対策について、技術指導の徹底をお願いする通知を発出しました。
被害が発生している地域や、今後被害が予想される地域の普及指導員の皆様におかれましては、天候や農作物の生育状況を把握された上で、適切な指導を進めるようよろしくお願いします。


○ 果樹
1.霜害発生前の予防対策
(1)霜害の発生するおそれのある地帯では、霜害警報連絡体制を確認し、防霜ファンや夜間散水用スプリンクラー等の稼働点検を行う。
(2)冷気の停滞は霜害の発生を助長するので、防風樹等で冷気が停滞するような場所は裾部を刈り込む。
(3)燃焼で防ぐ場合は周辺環境に十分配慮するとともに、固形燃料や重油、灯油などばい煙の発生の少ない燃料を使用する。
(4)土壌が乾燥している場合には、散水を行う。散水は日中の温度が高い時間帯に行い、地中へ蓄熱させる。

2.霜害発生後の被害軽減対策
(1)霜害発生後、被害を受けた枝はその後の生育をみて、枯死した部分はせん除する。
(2)蕾、開花中に霜害を受けた場合は、残存花への人工受粉の徹底を図り、結実の確保に努める。
(3)幼果に霜害を受けた場合は、果実の状態を観察後、被害果の判定ができるようになってから摘果を実施する。
(4)結実量が少なく強樹勢になるおそれがある樹では、可能な限り着果させる。副芽や不定芽などから発生した徒長枝は整理し、翌年の結果枝・結果母枝として利用可能な枝は誘引などを実施する。
(5)結実量が少ない樹では枝葉が過繁茂になりやすいため、結実量の減少程度や樹勢に応じて施肥量を減らす。


○茶
1.凍霜害発生前の予防対策
(1)霜害の発生するおそれのある地帯では、霜害警報連絡体制を確認し、防霜ファンや散水用スプリンクラー等の稼働点検を行う。
(2)園地の気象及び立地条件、経済性を考慮しながら、被覆法、送風法、散水法等の凍霜害防止対策を実施する。

2.凍霜害発生後の被害軽減対策
(1)2葉以上の開葉があり、摘採時に被害葉が混入する恐れがある場合には整枝を行う。
(2)被害があった茶園では、生育が遅れカンザワハダニが発生しやすいので、防除を徹底する。

○野菜
1.寒害対策
(1)発芽又は定植後の幼苗期は不織布などの被覆資材などのべたがけ等により地温の上昇等を図る。
(2)加温設備のあるハウス施設等では、暖房機の不着火等による低温障害がないよう暖房機具の保守・点検・補修を行う。
(3)ハウスやトンネルなどの保温施設では、保温効率を高めるためハウスバンドの緩み、ビニールの破損や隙間などがないよう確認し、必要があれば補修等対策を講じて密閉度を高める。寒さが厳しい場合はカーテンや多層被覆などにより更なる保温対策に努める。
(4)育苗については、外気温が低い時期には施設内が多湿となり、病害が発生する場合があるため、晴天日に短時間換気するなど低温障害に留意しながら換気を行う。
(5)土壌が乾燥しているなど灌水の必要がある場合には、日中の温度が高い時間帯に行い、適湿を保つようにする。
(6)病害が発生した場合には、速やかに防除を実施する。


   ※※※ 以上 引用 ※※※


至極一般的なことが書かれているのですが、改めて見直すことが大切ですね。


ニュースソースである、「e-普及だより」のメール配信は下記のページから申し込むことができます。
http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html

posted by Joe夢 at 09:57| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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