2010年07月06日

カメムシ注意報

目の前の事柄ばかりを書いていましたが、
大事なことを忘れていました。

静岡県病害虫防除所より
7/1付けで
平成22年度病害虫発生注意報第1号が発表されました。
詳細はこちら

  病害虫名:チャバネアオカメムシ・ツヤアオカメムシ
  対象作物:落葉果樹(ナシ、カキ、キウイフルーツ)カンキツ

 1 注 意 報 の 内 容
   (1)発生が予想される地域:県内全域(特に中遠・西部地域)
   (2)発生が予想される時期:7月上旬〜8月中旬
   (3)発 生 程 度:多い
   (4)防 除 時 期:7月上旬〜8月中旬


上記リンクのファイルでは、各作物とも
"ネオニコチノイド系殺虫剤" あるいは
"合成ピレスロイド系殺虫剤" をあげていますが、
私的にお勧めする薬剤は悩めるところです。

合成ピレスロイド系殺虫剤(合ピレ剤)は、
直接の殺虫作用にプラスして「忌避作用もある」といわれております。
しかし、ハダニ類のリサージェンス(合ピレ剤を使うことで逆にハダニが増えてしまう)が危惧されます。
ネオニコチノイド系殺虫剤(ネオニコ剤)は、
合ピレ剤同様幅広い害虫に効果がありながら合ピレ剤ほどのリサージェンスはおきません。
しかし、忌避作用という面では合ピレ剤に劣ります。

だらだらと果樹園に飛来してくるカメムシですので
合ピレ剤の忌避作用は捨てがたいです。

1度目の防除は合ピレ剤
2度目はネオニコ剤+殺ダニ剤
といったところでしょうか?

posted by Joe夢 at 08:56| 静岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カメムシ。。。
わたしたち一般家庭菜園とかも
あぶないですか?
農薬って1,000倍って言われても
むずかしいよね。
やっぱり素人は危険っす!
Posted by seinonbe at 2010年07月11日 13:09
seinonbeさん コメントありがとうございます。

今回発表された注意報のカメムシは、桃柿みかんなどの果実に口針を突き刺して、果実に固い黒い傷跡を残したり、刺し傷から果実が腐ってしまう害がでます。その為に加害された果実は商品価値がなくなってしまいます。
家庭では植木の果実に被害がでますが、傷んだ部分を切り取れば食べることは可能でしょう。ですので、慌てて農薬散布と考えなくてもいいのですが、もしカメムシが多くいるようでしたら近隣の果樹農家さんの為に農薬散布を考えて戴けるとうれしいです。

ちなみに、1000倍とは、
厳密には、
薬1ccを水999ccで薄めて合計1000cc
にする事なのですが、
面倒なので、
薬1ccを1000ccの水に薄めてます。(1001倍)

このとき
樹木類とか花卉類に(果樹がある時はもちろんその作物に)登録がある農薬を使って下さい。
お願いします。
Posted by Joe夢 at 2010年07月11日 13:38
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