2010年10月30日

10/26 天敵農薬の配布と放飼講習会

10/26に県東部にあるJAさんで
天敵農薬"スパイカルEX"と"スパイデックス"の配布と放飼講習会の
お手伝いに参加しました。

既に、数シーズン天敵の利用実績のあるJAさんですが、
今シーズンはイチゴ組合員の半数となる100名近くの農家さんがカブリダニ類を利用。
また、その内の半数以上の方が始めて放飼するために、
JA管内の9箇所のイチゴハウスで放飼方法の説明をすることになりました。

JA職員、普及センター、JA経済連、私の計6名が3班に分かれて出発です。
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まず最初は、高設栽培の方々へ
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優しく放飼してもらいました。

次は、イチゴ狩りの盛んな地区
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スパイカルEXとスパイデックスの二つを説明
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「こんな感じで」と、実演します。

最後も、イチゴ狩り園で。
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こちらの地区では、イチゴ狩り組合全員で天敵防除に取り組み、減化学農薬を目指します。
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説明会終了後、すぐに放飼してもらいました。
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新しい技術として初めて取り組まれる方が多く、
初挑戦だけにいろいろ心配なことがあると思います。
その不安を払拭すべく、圃場巡回を多くしたいと思っています。

天敵利用の成功の鍵は、"観察"と"ガマン"

今までの、化学農薬主体の防除では
害虫を発見したら、それが増える前に(低密度のうちに)農薬を散布しましょう。
と言って来ました。
それのほうが、結果的に農薬の散布回数が減らせられるからです。
害虫が大発生してからでは、農薬で害虫の被害を食い止めるには
何回も農薬散布をしなければなりません。
特に、ハダニの防除では遅れをとると大幅な収量減(収入源)になりかねません。
害虫の初発時での防除 イコール 省コスト&安全安心 でした。

ですが、
イチゴの天敵利用では、「少しくらい害虫が発生してもガマン」したほうが害虫の増殖を防げます。作物に害がなければ、害虫が少し位いてもガマンです。

化学農薬主体の防除と天敵農薬利用では、そこのところの違いを克服するまでが大変です。
ほとんどの農家さんは、ハダニによる大きな被害を体験されておりますので、ハダニが発生しているのに農薬散布をガマンするのは、とても心配になります。

「このくらいの発生密度だったら大丈夫。でもこの場合は天敵に優しい農薬を散布して」
と、いうのは何度か経験する必要があります。
「イチゴの葉 1枚当たりに何頭のハダニとカブリダニがいるときには…」という科学的な調査を根拠とした数字はありますが、農家さんにイチゴハウスで「ハダニが何頭」と数えてもらうのは実用的ではありません。
ですので、科学的ではないですが、「慣れていただく」必要があります。
その「慣れ」が出来るまでの間、農家さんを回って心配と失敗をなくそうと考えております。

posted by Joe夢 at 11:02| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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