2013年11月01日

ニューサマーオレンジでの天敵利用

先日、アリスタライフサイエンス社のM君から電話があって、
「県の伊豆センターって知ってます?。そこで、日向夏にスパイカルプラスを使ったら良い成績が出たと連絡があったんですけど。」と、

「そういえば、先月JAさんからスパイカルプラスの価格の問い合わせがあって送ったなあ。
あれって、カンキツに使ったんだ。」

じゃあ、さっそく話を聞きに行きましょう。
ということで、M君にアポを取ってもらって行って参りました。

静岡県農林技術研究所 伊豆農業研究センター
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建物が新しくなってから、2回目の訪問です。

東伊豆特産のニューサマーオレンジ(日向夏)に、スパイカルプラス(ミヤコカブリダニ)を放飼したところ、ミカンハダニの寄生が少なくなったと県の先生から説明いただきました。
農家さんが独自に放飼(設置)して、その後JAさんと伊豆センターさんで調査に入ったそうなんです。

まだ、放飼後1ヶ月。2回しか調査されておりませんが、処理区のほうが対照区と比べてミカンハダニの頭数が少ないとのこと。

圃場へと案内していただきました。
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東伊豆の急斜面にあるみかん畑からパシャリ。うっすらと伊豆大島が見ます。

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ニューサマーオレンジは袋掛けを行いますが、ミカンハダニが残ったまま秋に袋掛けを行うと、冬期に袋の中でハダニが越冬して春に大きな被害が出てしまうそうです。
で、農薬防除を行うのですが、近年殺ダニ剤の効きが悪くなっており、なかなかうまくない状況であったために天敵に頼ってみたとのことでした。

ミヤコカブリダニによる効果の発現が早すぎる気もするのですが、確かにスパイカルプラスを設置した木にはミカンハダニが少なく、設置していない対照の木には、多くのミカンハダニが認められます。
今後、ハダニの寄生頭数の調査を継続して収穫期での違いがでることを期待します。

下はニューサマーオレンジの果実に寄生していたミカンハダニ。
赤くて丸い玉は、ミカンハダニの卵です。
DSCN3257-2.jpg

DSCN3260-2.jpg
ニコンのL610ってコンデジで撮影したものをトリミングしたんですが、
けっこう上手く撮れました。


実は、数年前にM君に”スパイカル”の露地みかん園での放飼試験を申し込んで断られたことがあったんです。
結果オーライですが、10倍返しになるかな?
posted by Joe夢 at 20:46| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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