2013年12月14日

鬼怒川温泉

12/10〜11

鬼怒川温泉へ出掛けました。
温泉のホテルへ行きましたが、お仕事です。

第23回天敵利用研究会へ参加してきたんです。


新幹線で品川まで行って、京浜急行→都営地下鉄で浅草まで行って、
地下鉄の浅草駅で本来向かう反対側の出口へ出てしまい、強い風雨の中、東武鉄道浅草駅へと歩きました。
地下鉄の構内に「東武浅草駅はこちら」的な案内が欲しいですね。
あったのかもしれませんが、もっと大きくして下さい。

で、9:10発の快速で鬼怒川温泉駅へ、、、
特急でも良かったのですが、浅草で特急の出発を待つよりも快速のほうが早く到着するのと特急料金がかからないのですわり心地の悪さは我慢しました。

2時間半、直角の椅子に揺られて鬼怒川温泉駅へ到着。
先ずは腹ごしらえです。
ネットで下調べしてあった、ラーメン屋の香雅さんへ。
めんせっと1000円(お好みの麺と小ライス+餃子)
ラーメン・もやしラーメンとかが600円、チャーシュー麺・かた焼きそばが750円
どれでもいいとのことなので、、かた焼きそば。
DSCN3733_R.JPG
餃子はおおきな耳付き。
DSCN3734_R.JPG
餃子にはニンニクが入っていないとのことでしたので、これから会合って時でも安心して食べられました。
もちろんおいしかったですよ。


そして、会場へ行きます。
鬼怒川温泉ホテル。
1386986863892_R.jpg
天敵利用研究会は、公的な施設で開催されていました。温泉ホテルで開かれるのは初めてじゃないかと思います。
毎回参加しているわけではありませんので、かなり不確かな記憶ですけどね。

DSCN3735_R.JPG

今回は、栃木県で開催されることもあり、イチゴにおける天敵利用が初日のメインテーマです。
そして、一番聞きたかったのが、宇都宮大学農学部、村井先生の「イチゴの育苗期の害虫フリー化」という話題。
炭酸ガスを使って、いちごの苗に寄生しているハダニを防除しようというものです。
密閉された施設の中で高濃度(60%)のCO2に暴露させることでハダニ他の害虫を防除しようという技術です。
てっきり、CO2で窒息死させるのかと思っておりましたら、そうではありませんでした。
高濃度の二酸化炭素にさらされると、昆虫の体液がアルカリ性に振れ、それで死に至るようです。

農薬登録内容では、CO2濃度が60%、30℃、24時間密閉する。こととなっています。

濃度が高ければ高いほど、
温度が高ければ高いほど、
時間がながければ長いほど、効果は高まるそうですが、
農薬である以上その仕様基準は守らなければなりません。

濃度100%では、イチゴも枯れてしまうそうです。

というわけで、あまり簡易な施設でCO2くん蒸を行うとイチゴに害があります。
密閉できるのであれば、倉庫だろうが冷蔵庫であろうがビニール袋でもよいのですが、
濃度を保つことと、CO2をボンベから放出する事による温度低下を防ぐためのヒーターなどが必要となります。
そのリアルタイム濃度測定器、加温設備付きの流量計などで30〜50万円ほどかかってしまうそうです。

お話を聞くまでは、もうちょっと簡単にできるものと勘違いしていました。
ですが、イチゴ苗の生産施設に設置できれば害虫フリー苗が供給できますので、よりお客様には喜ばれるでしょう。

他にも、大変興味深い話題を聴講し、外は暗くなっていました。
会のあとはもちろん、情報交換会。

村井先生とも直接お話出来ましたし、他の先生方のお話も聞けて、大変有意義な時間でした。

今回のIPMな美人さんは
DSCN3746_R.JPG
ごめんなさい。カメラマンが悪くて目をつむってしまってました。
DSCN3744_R.JPG
岡山の大賀さんは、今回はお一人でのアップ。
他にもたくさんの美人さんがいらっしゃったのですが、今回は回りきれませんでした。


皆さんとの話に夢中になり、あまりお酒を飲まないうちにタイムアップとなってしまいました。
大失敗でした。(笑)
まっ、酔っていない分、温泉にゆっくり疲れましたけどね。


12/11 2日目です。
昼すぎまで、面白い話、ちょっと残念だった話を聴きました。

一番最後の話題は、「もしもキイロテントウをうどんこ病防除に用いたら・・・」
静岡大の田上先生の講演です。
うどんこ病を食べるというキイロテントウ。
時々、農業系雑誌の話題にのぼりますが、「実際のところ防除といえるほど食べるのか?」という試験はされていなかったそうです。
田上先生によると、
「うどんこ病菌の胞子・胞子曩は食べるが、植物体内にある菌糸は食べないので防除とならない。」
ということでした。

研究会終了後、オプショナルツアー?として、村井先生にCO2による防除を実施した農家さんの圃場を案内していただきました。

参加者の皆さんは害虫の研究者の方ばかりです。
DSCN3753_R.JPG

イチゴハウスへ入ったら、途端にイチゴの葉裏のチェック。
DSCN3754_R.JPG

こちらの農家さんでは、アブラムシの土着天敵ナケルクロアブラバチの放飼試験も行われていました。
ムギ上にトウモロコシアブラムシを付着させたバンカープラント
DSCN3775_R.JPG

と、ナケルクロアブラバチのマミー。コレマンアブラバチと違って黒色です。
DSCN3766.JPG

ラノーテープも設置されておりました。
茨城県芳賀町では、オンシツコナジラミが優占種なんだそうです。というより、タバココナジラミは発生していないらしいです。
DSCN3781_R.JPG
静岡ではラノーテープはイチゴで使えないんですよね。

そして、お忙しい中、農家さんが見せてくれました。CO2処理用の施設? 袋を。
普通のビニールではCO2は透過してしまうためにちょっと変わった樹脂製の袋を倉庫の軒に吊るして処理するそうです。
DSCN3796_R.JPG
個人で50万円くらい出して、前出の濃度計・放出機を購入されたそうです。

夕方暗くなるまで、おじゃましてしましました。
ありがとうございました。
DSCN3810_R.JPG
中央の方が村井先生です。

同行していたアリスタさんに宇都宮駅まで送ってもらい、新幹線で帰静です。
清水駅まで帰ってから、バスの待ち時間に、一杯二杯。
帰宅してから、三杯四杯・・・
疲れも手伝って、ZZZzzz...

posted by Joe夢 at 14:11| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック