2014年01月14日

ポリネーター

マルハナバチ屋さんとミツバチ屋さんと一緒に、いちごハウスの巡回をしてきました。

DSCN4285_R.JPG

イチゴの花の受粉には、昔からミツバチが使われていましたが(昔っていつ頃だろ?)、
厳寒期になると、もともと熱帯の生き物のミツバチは訪花活動が弱くなります。
そこで、12〜2月くらいの間はミツバチとマルハナバチを併用して、不受精果≒奇形果の発生を少なくする方法をとっています。

今回は、若手JA営農指導員さんの課題研究の一環で、2種のハナバチの単用・併用をしている農家さんの受粉状況を確認して回りました。

マルハナバチとミツバチの増殖に詳しいお二人が、イチゴの圃場に揃っていることは少ないんじゃないかなあ?
これは、ミニポールブラック(クロマルハナバチ)の巣箱内部を観察している図です。
DSCN4339_R.JPG
クロマルハナバチとセイヨウミツバチの攻撃性の違いが解かるショットでもあるかな?
ミツバチ屋さんはネット付きの帽子を着用していますが、攻撃性の低いクロマルハナバチを扱っているマルハナバチ屋さんは防具を着けていません。

クロマルハナバチ(ナチュポール・ブラック、ミニポールブラック)をご利用いただいているお客様には、その働きぶりを概ねご満足いただいておりました。
ですが、1軒の農場さんで働き蜂が異様に少ない巣箱が2つありました。
確かな原因は不明ですが、たぶん働き蜂がハウス外に出てしまい、鳥などに捕食されてしまったのだろうと考えられました。
クロマルハナバチはセイヨウオオマルハナバチと違い、外来生物法の特定外来生物に指定されておりませんので、法律上では逃亡防止の為のネットを張らなければいけないわけではありませんが、より効率よく利用するには4ミリより小さな目合のネットを展張した方がよいです。

もう一つ、あまりお勧めできない置き方をしている方がいらっしゃいました。
DSCN4342_R.JPG

こちらでは問題になっておりませんでしたが、2種の蜂の巣箱を隣り合わせて設置するとミツバチにマルハナバチが盗蜜されてしまう心配があります。マルハナバチはミツバチが自分たちの巣に入ってきても攻撃しないそうなんですが、その逆はダメです。マルハナバチがミツバチの巣に入ろうとすると攻撃されて追い返されてしまいます。
今回の巡回でも、他のハウスで蜜がすっからかんになってしまったマルハナバチの巣箱がありました。そちらのハウスでは10m以上巣箱が離れていたんですけどね。


DSCN4274_R.JPG こちらのハウスでは巣箱が落ちないようにマイカ線で台を縛り付けてありました。

DSCN4359_R.JPG DSCN4361_R.JPG
アリスタさんで提供してもらったナチュポールの専用台は、そのままではミニポールブラックに利用できません。
板を敷いてから設置されている農家さんがいらっしゃいました。これならOKですね。
posted by Joe夢 at 22:29| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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