2014年05月22日

パイレーツ粒剤

2/26に農薬登録がなされた「パイレーツ粒剤」
5月のあたまにナス農家さんに試験をお願いしてありました。

どのような様子か、メーカーのアリスタLSさんと調査に伺いました。
DSCN5712.JPG

DSC_0036.JPG

ナスの株元に散布してあります。 DSCN5696.JPG
土壌水分を吸収してメタリジウム菌が菌糸を伸ばしています。 
DSC_0045.JPG


その後、緑色の胞子を作り、それがスリップスの体表に付着感染するのです
が、
DSC_0069.JPG


水のかからないところでは、散布したままの状態でした。
DSC_0053.JPG

また、今回の試験では2軒の農家さんにお願いしていたのですが、私どもの説明不足で、株元にまとめてボソっと置いてありました。パイレーツ粒剤は、その成分であるメタリジウム・アニソプリエの胞子が、蛹化の為に土壌中に移動するスリップス類に付着感染して死に至らしめますので、まとめてドバっと、というよりも、薄く広く散布されている方が効果的であると考えられます。

今回は、作の途中にマルチをめくって散布していただきましたので、薄く広くと言うのは困難だったと思われますが、出来れば株元の片側だけでなく、株元の周囲に撒いていただくようお伝えするべきでした。


パイレーツ粒剤は、6月上旬に発売予定とのことです。
価格は未定。
☆散布後、効果が発揮されるまで3週間ほどかかります。
☆樹上の成虫・幼虫には効果がありません。
☆土壌の水分で増殖し、胞子が感染源となりますので、乾燥状態では効果が発揮されません。
☆株元を中心に、土壌表面に広く散布したほうが良いと思われます。

今後、野菜類登録を目指しているそうなので、イチゴなどにも使えるようになりそうです。


おまけ、
なす葉上のスワルスキーカブリダニ。
DSC_0086.JPG
posted by Joe夢 at 20:56| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック