スワルスキーカブリダニのパック製剤「スワルスキープラス」に、
パックの素材が変更された「スワルスキープラスUM」という商品が追加されたと、アリスタライフサイエンス株式会社より案内が届きました。
スワルスキープラスと、スワルスキープラスUMの違いは、単純にパックの素材の違いだけなんだそうです。
紙袋から、アルミ箔を貼り合わせた袋に変更になることで、
防水性、遮光性、保温性が上がり、パックからのスワルスキーカブリダニの放出量も増えるとのこと。
また、ナメクジやネズミの害が減るそうです。
でも、アルミ箔を貼り合わせてあるのに、生分解性ってのが気になりました。
新しいパックのサンプルを頂いたのでパシャリと。
黒い紙の上で撮影したら、高級そうに見える。(笑)
袋の丈夫に黒い穴が見えますが、
「レーザー加工で空けてあります。」と担当のN君がえばって言っていました。
ちなみに、価格は従来のスワルスキープラスよりも、ケースで300円ほど上がるそうです。
また、しばらくは従来品と併売するようです。
アルミ箔パックは、パック剤を設置後に殺菌剤などの薬液散布に対して強くなり、中にいるスワルスキーカブリダニ(と餌のサトウダニ)が溺れ死ぬ危険性が減ります。農薬散布の少ない作物・作柄でしたら、従来剤で十分ですが、殺菌剤散布が欠かせない作物では、このUM剤の方が良さそうですね。