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東京農業大学総合研究所研究会生物的防除部会講演会へ参加してました。
いちごの大型ハウスでのIPM
トマトの陽圧ハウスでのIPM
貯穀害虫のフェロモンを使ったモニタリング
についての講演を聴いてきました。
のまえに、ランチは経堂で、
オムちとかライス。
牛すじがたっぷり入っていて美味しかった。
さて、本題。
宮城県での大規模園芸施設におけるいちごのIPM
高濃度二酸化炭素くん蒸と、天敵利用を行っているお話だったのですが、
スリップス類防除には、リモニカスカブリダニは利用していないとのこと。
期待したほどの効果が得られなかったらしいのですが、静岡とは発生するスリップスの種が違うからなのでしょうか?
ヒラズハナアザミウマとは言っていたのですが、、、
アブラムシも、薬剤散布が主体とのことでした。
フェロモン剤は、貯穀害虫、それも食品工場におけるモニタリングがメインの話題でしたので、全く経験のない話は面白かったです。
最後の話題は、トマト・パプリカ・レタスの大型施設の講演。
多数のファンを設置してハウス内を陽圧に保つことで、害虫の侵入を防ぎかつパッド&ファン方式による冷房を行っているハウスなのですが、その電力を敷地内にバイオマス発電所を設けることで電力を自前で確保するという、大型施設の話でした。
売電するほどの電力があるのなら、ヒートポンプ方式での冷房でいいんじゃないかと思ったのは内緒です。
講演会終了後は、演者を囲んでの情報交換会です。
第一線は退かれていらしても、病害虫防除の研究をされていた先生方に囲まれての席は何度あっても緊張します。
アルコールが舌を滑らかにしてくれますので、色々お話させていただきましたが滑らかになり過ぎる前に退席しました。
で、生物的防除部会講演会のあとは、決まって長男YUKOと合流。
飲み直しました。
東京のビールは値段が高い。
1杯1200円もしました。。。