2023年02月07日

スパイデックスバイタル 続報

前回の記事で、餌入りのチリカブリダニ剤「スパイデックスバイタル」が農薬登録されたと書きましたが、いくつかの情報が入ってきましたので追加します。

1.ボトルに入ってくるチリカブリダニが白色(半透明)。
従来、チリカブリダニを紹介する時に、赤色あるいはオレンジ色のカブリダニと言ってきましたが、代替餌で増殖したチリカブリダニは白色(半透明)ということです。(残念ながら、僕はまだ現物を見たことがありません。)
そして、圃場でハダニを捕食すると赤色(オレンジ色)になるそうです。チリカブリダニの赤色は、ハダニが吸汁した葉緑素にを身体に取り込むことで発色するとかしないとか。

2. 登録内容が、現行品から豆類(種実)、いも類が削られている。
2019年に農薬登録における適用作物の分類が改訂されていて、豆類(種実)、いも類は、野菜類に含まれる事になっていたんですね。
すっかり忘れていました。

3. 増殖の安定性向上
現行品では、作物の栽培→ハダニの接種・増殖→チリカブリダニの接種・増殖→ハダニとチリカブリダニの分離(ここ大事)→チリカブリダニの回収・ボトル詰めという作業手順で行われていたのですが、ハダニを増やすための作物(豆?)の栽培がうまくいかなくて、結果チリカブリダニが増やせられなかったり、チリカブリダニとハダニの分離がうまくできていなくてボトル内にハダニが混入していたり(日本の法律ではハダニ=害虫の輸入は出来ません)して、増殖や輸入検疫での問題がありました。そのために納品が1週間遅れてしまうことが過去に数度ありました。
新商品では、代替餌の増殖→チリカブリダニの接種・増殖→チリカブリダニの回収・ボトル詰めと、手順が大幅に削減されたのと併せて、チリカブリダニとハダニの分離という大きな手間がなくなりましたので、生産性が向上・安定化しています。
ってことは、生産コストが下がるでしょうから値下げにつながると思うのですよ。ふつー。
どうも莫大な特許料を支払っての生産のために値上げになってしまうらしい。

4. ひょっとしたら、パック製剤も販売されるかも?
海外では既発売とのことです。
が、パック剤になってのメリットはあるのかな〜? 野菜類ではボトルから撒いた方が楽ですよね。
果樹での場合はパックの方がいいのかな?
ちなみに、代替餌はパック内で(ボトル内でも)増殖しないので、スワルスキープラスUMやスパイカルプラス的な放出頭数の増加は、あまり見込めない模様です。


といったところで、
先日の夕飯。
DSC_4100.JPG

妻の帰宅が遅くなるということでサバの干物を買ったおいたのですが、妻がしめ鯖を買ってきました。
サバサバした夫婦関係です。ww


posted by Joe夢 at 20:15| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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